アメリカ人の子供たちに絵本『みんなうんち』の英語版読んで玉砕した日
<Tiwtterコラム>
その日はこんなツイートで始まった。
うちの4歳児が通うプリスクールでは小さな誕生パーティーをやってくれて、親がカップケーキとか持ってって絵本を1冊読むのね。うちの子も先週4歳になったから今日そのパーティーをやるだけど、私が選んだのは五味太郎作のこれ。 pic.twitter.com/537rDEv29i
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2013, 10月 7
やっぱりさ、うちの子のクラスメイトたちに「変なアジア人が来て、変な英語で、変な絵本読んでった」とだけ思われるのイヤじゃない? だから一発、ウンコかましたろうと思って。どうせ玉砕するなら徹底的に、と。では行ってきます。
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2013, 10月 7
意気揚々と読み聞かせに出かけた私。でも・・・・
アメ人の4歳児12人に五味太郎の『EVERYONE POOPS』(原題『みんなうんち』)の読み聞かせをして今帰ってきた。完全に玉砕した。まったくウケなかった。なぜだ。ウンコネタに反応しない4歳児って人生大丈夫か。家庭でどんな教育受けてんのよ。ウンコだぞウンコ!喜べよ!’
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2013, 10月 7
ウンコ文化の壁に阻まれた日本人中年男。必死で冷静さを取り戻そうとする。
ただ今回五味太郎の『みんなうんち』英語版がアメ人のガキどもにまったくウケなかったことは、非常に興味深い事象ではある。ウンコに反応しない4歳児。おそらく日本では同作品は鉄板中の鉄板。さらにこちらに住む日本人の子供たちに読んでも大ウケする。なのにウンコに食いついてこないアメガキ。
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2013, 10月 7
ひとつ気になったのは今朝うちのかみさんに「今日はこのウンコの絵本読むから」と言ったときに鼻で「ふん」と笑われたこと。もしかしたらヤツは何か知っていたのかもしれない。児童図書司書だし。この「なぜアメガキはウンコ絵本に反応しないのか」問題。カサブタ絵本等も加えながら今後も探求したい。
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2013, 10月 7
カルチャーショックって、こういうことよね。
ウンコ・カルチャーショック。