アメリカン・セレブにどのくらい近づけるか
これは別にセレブをストーカーしようっていう話じゃないんです。
アメリカン・セレブ、つまりアメリカの俳優だとかミュージシャン、コメディアンなどの有名人の方々がいらっしゃいますよね。あらためて言うのも何なんですが、彼らはこの国、アメリカに住んでるわけじゃないですか。私も住んでるアメリカですね。
ということはですよ、友達の友達の友達の友達みたいに「友達の輪」を広げていけば、彼らに繋がる可能性も当然あります。
彼らと無理に繋がろうといしてるんじゃなくて、在米日本人で、主夫で、子育てで忙しくて、ニュージャージー州に住んでる私は、アメリカン・セレブたちのどのくらい近く(物理的な距離じゃなくて「友達の輪」的な距離)で生きてるんだろ、と以前から思ってたんですね。
ちなみに日本で住んでたとき、人間関係的に一番近くにいたセレブは演歌の八代亜紀さんでした。彼女は私と同じ熊本県八代市出身(八代はそこから来てます。ただ市町村名は「やつしろ」ですけど)。
私は八代さんを直接は知らないんですけど、うちのオフクロが子供の頃、近所に住んでた八代さんをイジメてたんですね。オフクロの話によると、イジメられるといつも雨の中で演歌歌ってたらしいです(おそらくウソ)。
話をアメリカン・セレブに戻します。
セレブと言っても、だれでもいいわけではありません。やっぱり自分の興味あるセレブにどのくらい近づけるかトライしてみたいですよね。
私はもともとセレブにあんまり興味ないんですが、以下の3人は以前から注目してます。
マット・デイモン(俳優:出演作『ボーン・アイデンティティー』他)
トミー・リー・ジョーンズ(俳優:出演作『メン・イン・ブラック』他)
ティナ・フェイ(女優・脚本家:出演番組『サタデー・ナイト・ライブ』他)
さて、この3人とどこかで人生がクロスすることがあるのか。
そう思い続けて早10年以上。自分で別に努力することもなく、「友達の輪」がどこかで繋がることをぼんやりと待ち続けてきました。
普通に考えたら、まず繋がんないですよね。生きてる世界が違うし、私は日本人で主夫で基本的に家ステイ。仕事関係ってこともあり得ないし、ご近所でもないし、私自身、アメリカ人の知り合いがそれほど多いタイプでもない。
つまり繋がりそうな接点がまったくないと思ってたんです。
ところがどっこい、人生何が起こるかわかりません。前記の3人のうちの1人が、急に私の「友達の輪」の中に登場したんです。
マット・デイモン。彼でした。
私とかみさんの友人に、マンハッタンの有名私立校で働いてる男性がいるんですが、そこにマット・デイモンの子供が入学して来たんです。
「子供」という接点を見逃してたんですね。
友人はそれをキッカケにマット・デイモンと友達になり、私は間にその彼を挟むだけで、マット・デイモンに届いてしまう距離まで近づくことができたわけです。
世の中意外と狭いのかなあ。
10年以上の年月をかけて、マット・デイモンのかなり近くに来たわけですが、この「友達の輪」を使って彼に会ったりするつもりはまったくないんですね。それより次よ、次。
トミー・リー・ジョーンズか、ティナ・フェイか。
またのんびり待つことにします。