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「オタク」こそグローバル人材

<Twitterコラム>

◇昨日カレーのルーを買いに日系スーパーのミツワに行ったんだけど、そこにいろんな人種のオタクの皆さんもいらっしゃいました。彼らを見てて気づいたんだけど、オタクとカテゴライズされる人たちって人種に関係なく存在するのよね。彼らって単にマンガ好きとかじゃなくて、あるタイプの人間なんだと。

◇オタクと名付けられたのが最近であって、ああいうタイプの人たちってずーっと昔、たとえば平安時代とか江戸時代にもいたと思うのね。世界中に。そう考えるとどの時代でもある程度の数のオタク的人間を世の中に供給してるということに。そして彼らと日本文化の相性はものすごくいい。

◇日本のこれからの作戦として「世界中のオタク的人間たちを鷲掴みにする」というのもアリかと。商売としてね。人種国籍は関係なく、彼らを徹底的に日本国のお客さまにしてしまうわけ。その手段としてのクールジャパン政策と。「マンガやアニメ好きのオタク」と考えると話が小さくなるからね。

◇日本で言えばオタクたちこそグローバル人材なのではないかと。だってどの先進国に行ったって自分と同じような感覚を持つ人たちがいて、彼らを見つけるのも、おそらく友達になるのも簡単なのよ。私なんか米に20年以上住んでて似たようなタイプ見るけるの、どれだけ大変か。

 

*2013年8月5日