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にゅーよーく・なっつ。

「小さな達成感」型のアメリカ人と「大きな達成感」型の日本人

<Twitterコラム>

◇先日「アメトーク」の「勉強大好き芸人」を見てたら、こんなシーンがあったんですね。受験勉強法としての「薄い問題集をたくさんやる」。この解釈の仕方はいろいろありますが、その中のひとつが

「小さな達成感を積み上げる」

ではないかと。

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◇この受験勉強法的な

「小さな達成感を積み重ねる」

というアプローチですが、これって日本では意外と軽視されてないでしょうか。日本人はどちらかというと

「地道にがんばって、大きな達成感を一発ドン」

を好むのではないかと。

 

◇たとえば、子供をヤル気にさせる場合は

「地道にがんばって、大きな達成感を一発ドン」

より

「小さな達成感を積み重ねる」

のほうが良いと思うんですね。アメリカではそのアプローチをよく見るんです。自分で本を読み始める時期の子供用に、スゴく薄い本がたくさんあったりとか。

 

◇日本人はどうしても「苦しまないと学べない」と考えてしまうんで

「小さな達成感を積み重ねる」

では物足りなく感じるのかも。「そんなに簡単にできてどうする?」的な。でも少なくとも対象が子供であれば、「大きな達成感」より「小さな達成感」を使ったアプローチのほうが有効ではないかと。

 

◇「小さな達成感を積み重ねる」VS「大きな達成感を一発ドン」に関しては、こういう語り方もあるかなと思ってます。


*2014年10月26日
https://twitter.com/nynuts