nynuts

にゅーよーく・なっつ。

差別ってすごくナチュラルだったりして

<Twitterコラム>

◇最近「差別」について考える機会が多いんですけど、でも「差別=自分にとって危険なモノのカテゴリー分け」と定義するなら、それって元々人間にとってはスゴくナチュラルな行為だと思うんですね。遺伝子に刷り込まれてるというか。人類は原始時代からそうやって生き残ってきたんでしょうし。

◇たとえば人類は昔、

「この黒い実は食ったら死ぬ」
「シマシマの蛇に噛まれたら死ぬ」
「あの刺青を入れた部族に会ったら死ぬ」

みたいな感じでサバイバルスキルを学習してきたと思うんですね。ある特徴を持つ、自分たちにとって危険なモノをカテゴライズすると。それが「差別」の原型かと。

◇もし人類に、自分たちにとって危険なモノ、嫌いなモノをカテゴライズする習慣=「差別」が遺伝子レベル・本能レベルで刷り込まれているのなら、そりゃ「差別」ってなくならないですよね。そこまで根深いと、「なくす」より「いかにコントロール/抑止するか」と考えるほうが現実的なのかも。


*2014年9月16日
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