打倒「孤育て」
<Twitterコラム>
◇日本の育児に関して非常に興味深いご指摘をいただきました。
RT @ZINDAIGLASS: 日本の育児が閉鎖的且つ親だけに支配されてるのはその親がそう望んでいるからじゃないかな。
この話を議論しようとする際に、どうしてもぶつかるのが「子供は誰のものか」論ですね。
◇私が思うに、これまで日本は
「子供は親のもの」意識
が強すぎたのではないかと。だから幼児・児童虐待が問題視されるのにも時間がかかったと思うんですね。あとアダプト(養子)制度が普及しないのも、その意識が関係してるとか。もっと「同時に社会のもの」的要素が入っていいのでは。
◇「孤育て」という言葉がありますよね。「ひとりぼっち子育て」的な意味の。それに関して
・本人がそれを望んでる
・ひとりぼっちなのは本人の交友力やコミュ力が足らないから
みたいな意見をときどき目にするんですが、私はそういう傍観スタイルが嫌なんですね。「孤育て」は良くない。
◇初めて赤ちゃんを育てる際に多くの方が経験してると思うんですが、それまでの交友関係や活動範囲、生活パターンが急激に変わるんですね。最初から築き直すというか。だから環境的にも「孤育て」になりがちです。で、「孤育て」は精神的にも情報収集的にも良くない。親にも子供にも。
*2014年8月31日
https://twitter.com/nynuts