nynuts

にゅーよーく・なっつ。

小学校から「BE THE DIFFERENCE」なアメリカ

<Twitterコラム>

◇隣町の小学校にこんなサインがあったんですね。

f:id:nynuts:20150223131956j:plain

「BE THE DIFFERENCE」

こっちの現地校では1年間のスローガンみたいなものを設定してるところもあって、同小学校ではこれ。直訳すると

「"違い"であれ」

かな。

 

◇この小学校の年間スローガンをもう少し丁寧に訳すと

「小さいことでもいいので、何かを良い方向に変えていく主体であれ」

みたいな感じでしょうか。同小学校ではこのテーマについて年間を通して学ぶんですね。小学1年生から6年生まで。

 

◇アメリカ人の子供たちに

「BE THE DIFFERENCE」

と言う場合は、別に「将来大人になったときに社会に変革をもたらせ」みたいなデカい意味だけじゃないんですね。ホントに今の身のまわりのこと、たとえば友達がイジメられてるのを許さないとか、そういうのも含むんです。

 

◇私はどうしても、先日からやってる日本の国語教科書の

「小学校時代から悲しみや不条理を受け入れる教育」

問題と、このアメリカの小学校の

「BE THE DIFFERENCE」

を比べちゃうんですよねえ。その根底にある考え方を。


*2014年11月9日