小学校から「BE THE DIFFERENCE」なアメリカ
<Twitterコラム>
◇隣町の小学校にこんなサインがあったんですね。
「BE THE DIFFERENCE」
こっちの現地校では1年間のスローガンみたいなものを設定してるところもあって、同小学校ではこれ。直訳すると
「"違い"であれ」
かな。
◇この小学校の年間スローガンをもう少し丁寧に訳すと
「小さいことでもいいので、何かを良い方向に変えていく主体であれ」
みたいな感じでしょうか。同小学校ではこのテーマについて年間を通して学ぶんですね。小学1年生から6年生まで。
◇アメリカ人の子供たちに
「BE THE DIFFERENCE」
と言う場合は、別に「将来大人になったときに社会に変革をもたらせ」みたいなデカい意味だけじゃないんですね。ホントに今の身のまわりのこと、たとえば友達がイジメられてるのを許さないとか、そういうのも含むんです。
◇私はどうしても、先日からやってる日本の国語教科書の
「小学校時代から悲しみや不条理を受け入れる教育」
問題と、このアメリカの小学校の
「BE THE DIFFERENCE」
を比べちゃうんですよねえ。その根底にある考え方を。
*2014年11月9日