nynuts

にゅーよーく・なっつ。

アメリカン葬式のお値段

<Twitterコラム>

◇義母が亡くなって1週間。今回はうちのかみさんが喪主的な役割でしたので、通夜や葬儀の仕切り、コスト計算などもやることに。私があらためて注目したのは、そのコストです。いろんな細々したことに意外とお金がかかる。なので、自分の記録として「アメリカン葬式のお値段」を残しておきます。

死化粧:75ドル/服着せ:150ドル

亡くなった義母の死化粧及び服着せを担当したのは、韓国系の若い男性。化粧、びっくりするほど上手でした。厚化粧にもならず、なおかつ、まるで生きてるみたいな。服は義母が好きだった緑で統一。服選びはかみさんが担当。

棺桶の担ぎ屋(6人):1人60ドルで合計360ドル

これはさすがに「え?」でしたね。正確には教会の前に停めた霊柩車から教会の入口まで棺桶を運んで、セレモニーが済んだら、また教会の入口から霊柩車まで運ぶ、と。行きが2分、帰りが2分で1人60ドル。

棺桶:1500ドル(火葬用)

うちの義母はカソリックにしては珍しく「火葬」を選択しました。理由は亡くなった義父に説得されたんですね。「火葬のほうが安い」と。そのため棺桶は、金属が付いていない火葬用に。土葬用で一番高かった棺桶は、2万ドルでした。

骨壷:99ドル(ネットで)

葬儀屋で骨壷を買うと250ドルもするので、かみさんがネットで安いのを見つけてきました。高さ30センチぐらいの骨壷と、おまけのミニ骨壷。ちなみに同骨壷は、腰がくびれてて、手でさすったら中から魔神が出てきそうなヤツです。

 

*2014年5月6日