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にゅーよーく・なっつ。

子供に英語学ばせたいならドクタースースはMUSTでしょ

<Twitterコラム>

◇日本のある雑誌で子供の英語学習の特集やってて、英語絵本も結構載ってたんだけど、その中にドクタースースの絵本がなくてホントにビックリしたんですよ。ドクタースースを知らないってことはおそらく、ドラえもんを知らずに日本で子供やってるみたいな感じ。あるいはそれ以上かも。

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◇ドクタースースの本は日本語に訳しづらいということもあって、日本の人たちも意外と知らないのでは?と思うのですが、いかがでしょうか。ドクタースース本なしの英語教育は、アメリカでは考えられないと言っても過言ではないでしょう。アメリカ絵本界の巨人、いや巨星ですね。

◇アメリカ絵本界におけるドクタースースの存在の大きさは、日本で言うと、谷川俊太郎と五味太郎と中山季枝子を足してもまだ足りないかもしれない。もしかしたら加古里子も加える必要あるかも。そのぐらい偉大な存在なんですね。

◇私は、ドクタースースは絵本作家としては大天才だと思います。絵の能力も言葉を紡ぎ出す能力も(絵の好き嫌いは置いといて)。彼の何が凄いって、ある年齢の子供に必要な語彙を考えて、それらの語彙を使って1冊の面白い絵本を作れることですね。

◇もし日本で子供に英語を教えようとしてる親御さんがいましたら、ドクタースースの絵本は必ず通るべきです。アメリカ人の英語はドクタースースで出来てると思うんですね。毎年学校でドクタースースの誕生日を祝うぐらいですから。

◇子供に英語を学ばせたい日本の親御さんたちに、私がドクタースースをオススメするもうひとつの理由は、以前ご紹介した「バイリンガル教育の3原則」

1)早期スタート
2)メリハリのある言語環境
3)子供の心が学習のエンジン

「子供の心が学習のエンジン」に彼の本って凄く効くんですね。

◇ドクタースースの絵本って、絵の好き嫌いはあるにしても、とにかく楽しいんです。能天気だしナンセンス。まさに子供のための絵本。第二言語を学ぶときって、そういう「楽しさ」や「能天気さ」ってスゴく大事だと思うんですね。で、ドクタースース本は、楽しみながら学べるように作られてるんです。


*2014年3月5日