nynuts

にゅーよーく・なっつ。

だったら「マンハッタンの道端では」日本人女子はモテるのか

<Twitterコラム>

◇先日「日本人の女性はモテる」って書いたら「いや実はモテない」「日本人の国際結婚は男性の方が3倍多い」などのリプライをいただいた。また「実はモテない」ネタのTogetterも読んでみたのだが、同テーマは奥が深いというかデカ過ぎますね。また誰と比較してモテるのか、という問題もあるし。

◇「日本人女性はモテる」とかいうと日本人男性たちのヤキモチやヒガミを発動させてしまうので、もう少し一般的なおかつ場所を絞り込んで考えるというのはどうだろう。たとえば「マンハッタンの道端において日本人は、非日本人男女たちに“異性”および“可能性のある相手”として意識されているのか」

◇私がマンハッタンの道端をウロウロしていたのは92年から05年まで。マンハッタンこそ、私にとってのグローバル恋愛市場だった。だっていろんな人種国籍の人いるし、こんなに道端歩く街ってアメリカにないからね。マンハッタンでは直接、非日本人男女に遭遇できるし比較的近距離だし。

◇そのマンハッタンである時、私は気づいた。非日本人女性たちの私を見る目が、郵便ポストを見るそれと同じであることを。彼女たちにとって私は男じゃなくて物に近いんだなと。気のせいかな?と思って10年近く観察を続けたんだけど、やっぱり私は郵便ポストだった。

◇「私が郵便ポストなのは私のせい?」と思って、他の日本人男子の見られ方も道端で観察した。相当なイケメンあるいは個性的で、そこそこ身長が高い日本人男子でない限り、結果は同じだった。みな郵便ポスト。一方日本人女子は違った。彼女たちはマンハッタンの道端でも明らかに「女」だったのね。

◇私の「日本人女性はモテる」感はマンハッタンの道端の経験から来てるわけ。少なくとも彼女たちはマンハッタン恋愛市場のリングに登っている。でも日男はリング外の折り畳みイスみたいなもの。参戦さえできてない。というのが05年までの私の経験なんだけど、最近は参戦し始めたという話も聞くよね。

 

*2013年8月10日