nynuts

にゅーよーく・なっつ。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

差別ってすごくナチュラルだったりして

<Twitterコラム> ◇最近「差別」について考える機会が多いんですけど、でも「差別=自分にとって危険なモノのカテゴリー分け」と定義するなら、それって元々人間にとってはスゴくナチュラルな行為だと思うんですね。遺伝子に刷り込まれてるというか。人類は…

うちの子供に「日本の作文法は覚えなくていい」と言う理由

<Twitterコラム> ◇うちの10歳児は今、週末日本語補習校の小学4年生なんですけど、作文に関して、彼が1年生のときから言ってることがあるんですね。それは 「日本語の作文法は覚えなくていい」 というのも、これは私の個人的意見なんですが、論理的に物…

日本人はいかにして「漢字」を学ぶのか

<Twitterコラム> ◇こっちの日本語補習校の新年度も始まって、小学4年生になったうちの9歳児の国語の教科書見たら、また漢字が山ほど載ってますなあ。10年近く、うちの子に漢字教えてきて思うんですが、結局漢字を習得するには身のまわりをできるだけ多…

ギアは入りづらいけど、入ったら一直線な子供の”脳”力

<Twitterコラム> ◇先日ラジオで、子供とオトナの脳の違いの話をやってたんですね。 「子供とオトナの脳は働き方が違う」 という話。そのラジオ番組でマジシャンにインタビューしてたんです。「お客として、子供とオトナのどちらが怖い?」って。そのマジシ…

「4月2日生まれ」という基準がユルユルなアメリカ

<Twitterコラム> ◇日本の皆さんは驚くかもしれませんが、アメリカの小学校って州や自治体によって、入学できる誕生日の線引きが違うんですね。たとえば日本の学年分けの線引きは、全国どこでも「4月2日生まれ」基準ですよね。アメリカの場合は州や町によ…

「自閉症の子の長所は伸ばさない」という理論

<Twitterコラム> ◇いま私が読んでるのがこの本。『Disconnected Kids』。右脳と左脳のバランス調整の話ね。その調整で自閉症等を治そうとしてるわけね。うちの子がテコンドー始めてから急に言葉が出るようになったのは多分この理論。 ◇右脳と左脳のバラン…

日本人コミュニティじゃなくて「日本」コミュニティの可能性

<Twitterコラム> ◇海外には「日本人」コミュニティのほかに「日本」コミュニティってありますよね。日本人だけじゃなくて、現地の日本ファンや2世3世も含めた「日本」コミュニティ。先日行ったNYの盆踊り大会で感じたのは、その「日本」コミュニティの厚み…

在外投票のお値段

<Twitterコラム> ◇いい機会なので在外投票のコストを調べてみた。見つけたのがこの資料。外務省のサイトにあった。同資料の中に過去の数字がいくつか載ってたので紹介したい。まずは「在外投票の実施に必要な経費」。いくらぐらいだと思う? http://t.co/7…

パートナーの愚痴ツイートってOK?

<Twitterコラム> ◇たとえば、パートナー(妻・夫)の愚痴をツイートすることに関して 「好きで結婚した人を愚痴るなんて」「愚痴る側も目クソ鼻クソ」 という意見がありますよね。ちなみに私は「愚痴ってもいいんじゃね?」派です。愚痴りたい人は思う存分…

日本人が得意な「収束的思考力」、世界が向かう「拡散的思考力」

<Twitterコラム> ◇最近おもしろい言葉を見つけました。 「収束的思考力」「拡散的思考力」 前者はひとつの答えに収束していく思考力で、後者は答えが複数あって、そこに至る道筋もいろいろあるタイプの思考力。日本人が得意なのは当然、前者ですよね。とい…

親と子を繋げるのは「血」か「時間」か

先日の@muchoさんのツイート: どうやったら養子を受け入れられるのかって真剣に話してたら、そのまま自分の子供の子育てのやり方の話にも繋がって。子供にどこまでお金や手間をかけるか、自分の子供だと青天井にかけたくなるけど、血縁のない子供だと打算が…

「小さな達成感」型のアメリカ人と「大きな達成感」型の日本人

<Twitterコラム> ◇先日「アメトーク」の「勉強大好き芸人」を見てたら、こんなシーンがあったんですね。受験勉強法としての「薄い問題集をたくさんやる」。この解釈の仕方はいろいろありますが、その中のひとつが 「小さな達成感を積み上げる」 ではないか…

グッバイKY

<Twitterコラム> ◇07~08年だと思うんですが、「KY」という言葉が日本で流行ってるって聞いて、私は「日本ではなんか世の中の流れとは逆行することやってんなあ」と思ったんですね。空気を読むとか読まないとか、そんな暗号みたいなコミュニケーション…

20年前に見た、未来の日本の国語授業

このコラムはちょっと説明が必要です。以下は、約20年前に私がNYでIB(国際バカロレア)の日本語授業を初めて見学したときに書いた文章になります。 さらにその頃、私は当時の村山富市首相に毎週FAXでいろんな意見や文句を送ってたんですね。このコラムは…

子供を日本の「スーパーグローバル大学」に送る可能性

<Twitterコラム> ◇ちょっと長めの記事なんですが、読み応えありました。 教育と所得 米国流方程式の危険性:朝日新聞デジタル 私がアメリカに住む親のひとりとして、思いっきり直面するのが《大学教育資金の高騰》です。ホント、どうしたらいいんでしょう…

日系企業の「人材」としてのアメリカ人オタク

<Twitterコラム> ◇約20年前にNYの紀伊国屋書店とか行っても、アメリカ人「オタク」の子たちを見ることって、あんまりなかったような気がするんですね。変なアメリカ人はいました。日本人女性ナンパ目的のアメ人男とか。でも「オタク」はそんなにいなかっ…

アメリカで一番成功してる日本発フランチャイズ

<Twitterコラム> ◇私、いまアメリカのニュージャージー州に住んでるんですけど、どの地域に行ってもKUMON(公文)ありますよね。すでに町の風景のひとつになってる感じ。皆さん、スゴいと思いませんか。日本の塾がアメリカで成功するって。算数はまだわかる…

「第三の親」システム

<Twitterコラム> ◇軽い頭の体操なんですが、「第三の親」システムってどうでしょうか。両親だけじゃなくて、もうひとり、大人が子供の近くにいてくれるという仕組み。いやね、うちのかみさんの親友たちの中に、子供を持たない女性やゲイ男性がいるんですけ…

日本人よりアメリカ人のほうが本を読む

<Twitterコラム> ◇自分が本好きというのもあって、私はこれまで「アメリカ人より日本人のほうが本を読む」って勝手に思い込んでたんですね。でもネットで調べたら違うんですよ。 「日本人よりアメリカ人のほうが本を読む」 驚きました。各国の順位は下記を…

アメリカの韓国食業界の「若さ」という武器

<Twitterコラム> ◇アメリカの韓国食業界の現在のゴールはおそらく、「日本食を追い抜き追い越せ」だと思うんですね。日本食のように韓国食をアメリカ人マーケットに根付かせようと。「韓国食は無理だろ」とお考えの方もいるかもしれませんが、油断は禁物。…

海外で漢字を学ぶ子供たちのために

<Twitterコラム> ◇うちは、今9歳の上の子が生まれる前から「子供には日本語も教える」って決めてたんですね。その頃から海外での日本語教育に関して調べ始めたんですけど、私が知りたかったのは「日本語を学ぶ子供たちはどこでつまづくのか」だったんです…

日本のレストランの海外進出が大事なワケ

<Twitterコラム> ◇TL上でまたラーメンの話を見たんですが、NYのラーメンブームでひとつ気になってることがあるんですね。ここのラーメンブームを本格的にブレイクさせたのは日本からやってきた「一風堂」でした。「やっぱり日本から持ってこないとダメね」…

2013年度のハロウィーン・コスチュームを振り返る

<Twitterコラム> ◇昨日のハロウィーンをクールジャパン的な視点で報告したい。今年特筆すべき点は忍者コスチュームの大躍進。おそらく全コスチュームのトップ3に入る多さだった。スーパーマン、スパイダーマンには余裕の勝利。これまでもときどき見たが、…