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にゅーよーく・なっつ。

食物アレルギーの手前の「Food Sensitivity」

<Twitterコラム>

◇「Food Sensitivity」の話。日本語に訳したら「食物敏感度」とでも言うのかしら。食物アレルギーってあるでしょ。あれって症状が結構はっきり出るよね。そういう激しいやつじゃなくて、表面は静かなんだけど、身体の中で何か悪さやってる食物を見分けるテクニック。

◇食べ物だって「アレルギー食品」&「そうでない食品」とはっきり分かれてるわけじゃなくて、その真ん中辺りにいろんな食物が存在してる可能性って当然あるよね。症状は出ないけど、なんからの悪影響(偏頭痛とか)を与えてる食物。そこを細かく見ていくのが「Food Sensitivity」なの。

◇グルテンフリー・ダイエットも「Food Sensitivity」の延長線上にあると思うのね。マクロビオティックとかとは違って、「Food Sensitivity」は何かの流派じゃなくて単なるテストなの。自分の身体に合わない食物を見つけるテスト。で、それを食べないようにすると。

◇「Food Sensitivity」にしてもグルテンフリーにしても脳バランスにしても、私が結構いいと思うのは、アプローチが東洋医学的なのね。ハイ切りましょう、ハイ薬あげましょう的なアメリカン医学とは違うの。全部に共通してるのは「薬に頼り過ぎるのはやめませんか」という姿勢ね。

◇うちのかみさんが「Food Sensitivity」のテストを受けたいっていうの。いくらか聞いたら500ドルぐらいするんだって。どっかのラボにウンコか血を送ってテストしてもらうんだけど、500ドルは厳しいよねえ。保険効かないらしいからさ。でもダメな食い物がほとんど分かるって。

◇「Food Sensitivity」のテストは高いんだけど、でも何らかの食い物が合わないせいで、かみさんが不機嫌なほうがもっとコワい。それって「手負いの熊」状態だからね。目の前に現れる生き物はすべて食い殺す的な。だったら500ドルなんて安いもんっスよ。早くウンコ送ってください。


*2014年1月24日