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なぜ貧乏人はいつも金銭的な選択を間違うのか

<Twitterコラム>

◇今朝ラジオで「お金や時間がない人は脳へのストレスのために選択肢を間違えやすい」という話をやってた。急なストレスじゃなくてジワジワ来るストレスってあるでしょ。イマイチお金がないとか、ダンナ/かみさんが気に入らないとか。ああいう脳を柔らかに覆うストレスも何か悪いことしてると思ってた。

◇「なぜ貧乏人はいつも金銭的な選択を間違うのか」という問いがある。これがなかなかむずかしくて、もともと金銭センスがないから貧乏人、という考え方もあるし、金がないストレスによって選択を間違うとも考えられる。でもおそらくダブルよね。センスもないしストレスにもやられると。

◇「金銭センスもないし貧乏」な親からは「金銭センスもないし貧乏」な子供が生まれ育つ可能性が高い。「遺伝と環境」ね。つまり損してる人間たちはどこまでも損すると。うちの子供たち見ながら、この負の連鎖は断ち切れるのかと思うわけ。私たち夫婦はどっちも金銭センスなくて今カネないし。

◇金銭センスがないとは具体的にどういうことなのか。金儲けセンスじゃなくて金銭センス。自分自身もそうだし、これまで数多くのそういう人々を見てきたけど、おそらく感情を含めない、冷徹な計算ができないことだと思う。いつも希望的夢遊的計算をしてしまうのね。感情と数字との間に線引きできないの。

◇金銭センスがない人=感情と数字のコントロールが下手な人、と考えると、ストレスがさらに金銭下手を下手にするというのもメイクセンス。感情ってストレスによって一番左右されやすいわけでしょ。そこが揺れまくったら、まあ冷徹な計算とかできんわなあ。ラテン系が金銭下手なのもわかるよね。

 

*2014年1月2日