うちのかみさんが、また学校と戦いました
<Twitterコラム>
◇先日うちの9歳児が通う現地校でこんな事件があった。
うちの学校ではオーケストラをやってる子供たちは、普通のクラスを抜けて、オーケストラの練習に行かないといけないのね。うちの子もベースやってるから、他の子と一緒にクラスを抜けようとしたら、うちの子だけ先生からストップがかかったの。
◇その先生は「あなたはオーケストラのクラスには行けない」というだけで「なぜか」は説明しなかったのね。で心配してやってきた音楽の先生が話したところ、うちの子の「クラスの抜け方」が気に入らなかったと。言い方が丁寧じゃなかったってことね。結局うちの子はオーケのクラスには行けたんだけど。
◇その先生が言うには他の子はきちんと
「May I please....」
と言ったけど、うちの子は
「Can I go?」
だったと。
まあ、言い方が悪かったとするさ。でも問題はうちの子をオーケのクラスに「説明もぜずに」行かせなかったこと。これはちょっとマズいだろ。
◇もしかしたらその先生は、うちの子が「アジア系」ということでナメてた部分もあったかもね。アジア系って子供も親も大人しいし。でもその先生がひとつ、物凄く勘違いしてたことがあったの。それは、その子の親が
「うちのかみさん」
であったこと。地雷を踏んでしまったわけね。
◇うちのかみさんは苦情電話とか苦情メールとかやらしたら天下一品なのね。人の傷口に塩塗るのがチョー上手い。
うちの9歳児から話を聞いたかみさんはもうスーパーぶち切れ。早速校長宛てに長々とメール書いたのね。「これって人種差別?」「そしたらどうなるかわかるよね?」的な意味も込めて。
◇かみさんが苦情メールを送った夜、速攻で問題の先生から平謝りの電話来たよ。電話口でのかみさんは
「で?」
「だから?」
「それで?」
といつものように氷の女王様でした。電話を切ったあと
「もうこれでナメたことはしないだろ」
とだけ言い残して去ったかみさんの後姿の頼もしさ。
*2014年2月25日