子育てを全力で手抜きするために
<Twitterコラム>
◇子育てに没頭して9年ちょっと。私の子育てにおける最大の裏テーマは「いかにして効率を上げるか」だった。別の言い方では「いかにして手を抜くか」。我が家の子育て担当者でありながら、子供が嫌いな私。「いつもお父さんがそばにいてあげるよ」は無理なの。だからいろんなことをサッサと片付けたい。
◇子育てにおける効率化で、私が最も注目したのが「グループダイナミクス」。要するに親がガタガタ教えるより、子供たちの中で学んだほうが圧倒的に学習スピードが速かったりするわけ。たとえば、うちの場合は水泳。私がいくら教えてもイマイチだったのに、友達とプールで遊んでる間に泳げるように。
◇子供たちをグループ化すると、突然学習効率が上がることがあるのね。「これをうまく使えないか」と私は考えた。自分が手を抜くために。でもその手法を使う前に、どうしても「なぜそれが起こるのか」が知りたかったの。でないと、実際にうまく使えないわけでしょ。そして今年、やっと見つけた。
◇子供の特徴として代表的なのは:
「模倣」
赤ちゃんだって模倣するからね。
それと、これは子供だけじゃなく、人間全体に言えるんだけど:
「グループ化」
模倣を得意とする子供たちをグループ化したとき、その模倣力にさらにギアが入ると。グループ全体が同じになろうとするわけね。
◇子供たちをグループ化して、彼らの模倣しようとする力をいかに引き出すか。うまく行けば、親の私が教えるよりずーーーと効率が良くなるはず。グループ化と模倣、グループ化と模倣・・・などと考えてるヒマがあるなら、サッサと自分で教えたほうが効率が良いのではないかと気づいたのはここ最近の話。
*2013年12月28日